2007年11月25日

【こどもの手芸】[第2回]アクアビーズアート・アイロンビーズ(パーラービーズ)

【こどもの手芸】第2回、「アクアビーズアート」「アイロンビーズ(パーラービーズ)」の巻です。

「アクアビーズアート」とは、エポック社から発売されている、子ども向けのマスコット制作用シリーズです。
メーカーサイトはこちら。→水でくっつくふしぎなビーズ!アクアビーズアート☆

サイトを見ていただくとよくわかりますが、これのからくりは、表面に水溶性接着剤のついた小さなプラスチックの球(ビーズ)を並べて、そこに水を吹きつけることによって、ビーズ同士を接着させ、形をつくる、というものです。セットには、ビーズを並べやすくするために凹みが並んだトレイ、各色のビーズ、形をつくるためのサンプルイラスト、小さなビーズを扱いやすくするペン状のビーズつかみ、水をかける霧吹きなどがついています(セット内容によってこれらのいくつかがないものもあります)。
これを使うことによって、さまざまなサイズのマスコット様のプラスチック製品を作ることができます。それ自体は何に使うのかな、という感じですが、裏に両面テープを貼り付けてワッペンにしたり、安全ピンをつけてバッジにしたり、針金などでパーツを作ってペンダントにしたり、工夫次第でいろいろな用途に使えます。

この手のおもちゃの面白さのひとつは、自分の好きな形を作れることです。
小さな子は、付属のイラストどおりに作ればいいし、大きな子は自分でイラストを書いてみてオリジナルの形をつくることもできます。ビーズの色は、ばら売りで出ているものは13色(メーカーサイトより)。この他に、透明感のあるクリアビーズのセット(クリア系8色入り)やバラエティービーズセットにのみ入っている中間色4色などがあるようです。
これだけ色があれば、かなり多彩な作品が作れそうです。

水による接着ということで、すぐに壊れてしまうのでは、という感を受けますが、実際に作ってみると意外と作品はしっかりしています。手で強く引っ張ればさすがにとれますし、細い部分があれば壊れやすいですが、普通の平らなデザインなら曲げたくらいでは壊れません。ぽきんと折れる感じはなく、しなやかに曲がります。ビーズの並び方の関係で、思ったより強く接着しています。
ただし、濡れには弱いです。出来上がったものをあとから濡らせば、また離れてしまいます。水に濡れるような使い方はできません。



これと似た傾向のおもちゃに、アイロンビーズ(パーラービーズ)というものがあります。
販売元サイトはこちら。→Kawada Perlerbeads-web
これもアクアビーズのように、専用トレイに各色のビーズを並べ、それぞれを接着させることによって形をつくる、というものです。
アクアビーズとの大きな違いは、名前の通り、ビーズ同士の接着にアイロンを使うこと。熱によって表面を溶かして接着させるというからくりになっています。このため、ビーズ作品の仕上げは子どもにはできません。
また、ビーズがアクアビーズに比べると大きく、形も球ではなく短い円筒状です。このため、アクアビーズと比較すると、小さなアクセサリ類などを作るにはあまり向いていないと思います。どうしてもある程度の形にすると大柄になってしまいますし、ビーズの中央に穴があいているため、デザインによってはあまり美しく見えません。ぼこぼことした感じになってしまいます。
一方では、アクアビーズにはないメリットもあります。大きな作品を作るならば向いていますし、幾何学模様をそのままデザインにする場合には、ビーズが大きいので映えます。ビーズが大きくしっかりしているので、立体的な作品を作っている方もいるようです。立体作品はおそらくアイロンビーズの独壇場でしょう。また、水濡れには強いので、そういう用途(濡れやすい場所に飾ったり、キーホルダーにしたり)にはいいかもしれません。
色はこちらも多くの色が揃っています。



個人的には、小さな子がいる家なら、アクアビーズのほうがおすすめです。やはり、アイロンを持ち出さなくてすむ、という気楽さがいいです。ビーズの粒が小さくて、ビーズや作りかけのプレートが場所をとらないのもありがたいところです。
もう一つは、相当個人差がありますが、アイロンビーズ作品にどうしても残る多数の穴を、どうしても気色悪く思う人がいるかもしれません。いわゆる蓮コラ系というか。
逆に、大きな子になると、大きな作品や立体作品が作れるアイロンビーズのほうが面白く感じるかもしれません。
それぞれの利点を生かして、どちらも楽しめるかと思います。
我が家はアイロンを使わない点から、アクアビーズを選びました。現在、6歳の娘と4歳の娘がハマって、毎日のように何か作っています。作品がたまったら、シールやバッジに加工してやろうかなと思っています。

なお、どちらも、ビーズをぶっちゃけてしまうと回収が大変ですので、お気をつけください。
posted by あずみ at 12:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 
 こんにちは、はじめまして。

 娘にクリスマスプレゼントの候補を書かせたら、アクアビーズがありました。私的には、アイロンビーズがいいのでは・・・と思いつつ、小2の娘に勧めてましたが、何度聞いても雑誌の『ちゃお』掲載のアクアビーズがいいと言って聞かず、私が悩んでました・・・(・ ;;) この記事を読んでいろいろと参考になりました。
 アイロンで仕上げ云々より、どちらのビーズをぶちまけしまうと大変ですよね〜。 
 もう少し考えて、サンタさんを信じてる娘に見つからないように買いにいきたいと思います・・・ 

 
Posted by 田村 のりこ at 2007年12月17日 13:53
>田村 のりこさん
はじめまして。コメントをありがとうございます。
記事が参考になったとのことで、大変嬉しいです。
ビーズをぶちまけてしまった場合、大事になりやすいのはアクアビーズのほうかもしれません。ビーズそのものが小さくて拾いにくいのと、アイロンビーズは円筒形なのに対しアクアビーズは球形なので、どちらにでも転がってしまっていくからです。ただ、アクアビーズは小さいぶん、ある程度回収を諦めてしまえば、掃除機で吸えます。
実際に先日、我が家でもアクアビーズを1箱全部こぼしてしまいましたが、絨毯の上だったためか、意外と回収は手間取りませんでした(3人がかりだったこともありますが)。アイロンビーズだったらもうちょっと楽だったとは思いますけれども。

お嬢さんのもとに素敵なサンタさんが訪れますように、お祈りしております。
Posted by あずみ at 2007年12月18日 08:17
はじめまして。「アクアビーズアート」で検索していてたどりつきました。子ども向け手芸の記事はとても興味があります!続きも楽しみにしていますね♪

今日は4歳半の娘が初めてY字リリアンを真剣にやっていました。お蔵入りしていたアクアビーズも出そうかな。

アイロンビーズも、ハマビーズとアイビーズのどちらで始めようか考え中です。
Posted by いづみ at 2008年01月14日 17:26
>いづみさん
はじめまして。おいでいただき、ありがとうございます。
Y字リリアンというのは初めて聞きました。いづみさんのブログの記事を参考にして検索してみましたら、なかなか面白そうですね。これ以降の記事でリリアンの系統についてもとりあげようと思っていたので、大変勉強になりました。どうもありがとうございます。
アクアビーズアートは、我が家の4歳1ヶ月の子が器用に遊んでいますので、いづみさんのお嬢さんにもそろそろちょうどいいかもしれませんね。
アイロンビーズもいいですね。お嬢さんが楽しまれるよう願っています。
Posted by あずみ at 2008年01月14日 20:14
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